安全なインコ用シードの選び方!基準は「鮮度」と「安全性」

インコ用のシードを選ぶ際、パッケージのかわいさや価格だけで選んでいませんか?愛鳥の健康を第一に考えるなら、以下の3つのポイントを必ずチェックしましょう。
1. 「鮮度」が良いもの(窒素充填・脱酸素剤)
シードは「生鮮食品」です。酸化した古いシードは味が落ちるだけでなく、栄養価も下がり、愛鳥の体調不良の原因にもなります。
- 開封した瞬間に穀物の良い香りがする
- 袋に「脱酸素剤」が入っている、または「窒素ガス充填」されている
- 回転率の良い専門店で購入する(古い在庫を避ける)
特にスーパーやホームセンターで長期間陳列されているものは、酸化が進んでいる可能性があります。専門店や信頼できるメーカーの新鮮なものを選びましょう。
2. 「無添加」または「無農薬」で安全なもの
体の小さなインコにとって、添加物や残留農薬は肝臓などの内臓に負担をかけるリスクがあります。
パッケージに「保存料・着色料無添加」と明記されているものや、さらにこだわりたい場合は「無農薬」「国産」のシードを選ぶと安心です。特に安価すぎるシードには、着色料が使われていることがあるので注意が必要です。
3. 愛鳥の種類に合った配合バランス
セキセイインコとオカメインコでは、必要な栄養バランスが異なります。
| 鳥種 | 選び方のポイント |
|---|---|
| セキセイインコ | 肥満になりやすいため、脂質の低い配合を選ぶ。胃腸が弱い子は「キビなし」がおすすめ。 |
| オカメインコ | 適度な脂質が必要だが、ヒマワリの種は「おやつ」程度に。ソバの実などが配合された中型用を選ぶ。 |
インコ用シードおすすめランキングBest5

ここからは、愛鳥家たちから支持されている「安全性」と「食いつき」に優れたおすすめシードをランキング形式でご紹介します。
| 順位 | 商品名 | 特徴・安全性 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| 1位 | 黒瀬ペットフード マニアシリーズ |
保存料無添加 野菜顆粒入り |
初心者・迷ったらコレ |
| 2位 | とりっぴー 厳選シード |
鮮度抜群 シンプル配合 |
食いつき重視 消化ケア |
| 3位 | CAP! 無農薬飼料 |
完全無農薬 最高級品質 |
安全性重視 肝臓ケア |
| 4位 | 黒瀬ペットフード 国産シリーズ |
国内産100% 農薬不使用 |
産地こだわり派 |
| 5位 | ピーツー カスタムラックス |
発芽率が高い 自然派 |
ナチュラル派 フォージング |
第1位:黒瀬ペットフード「マニア(mania)」シリーズ

初心者からベテランまで、迷ったらこれを選べば間違いなしの王道シードです。
- 保存料・着色料無添加で安心
- オゾン洗浄・脱酸素剤入りで鮮度抜群
- 野菜やフルーツの顆粒入りで栄養バランスが良い
「プロショップ専用」とある通り、ペットショップでもメインで使われることが多い高品質なごはんです。ヒエ・アワ・キビだけでなく、ボレー粉や野菜顆粒もバランスよく配合されているため、これ一つで基本的な栄養が整いやすいのが魅力です。
セキセイインコ用、オカメインコ用など種類も豊富なので、愛鳥に合わせて選べます。
第2位:とりっぴー「厳選シードミックス」

厳選ブレンドA
小鳥用品専門店「とりっぴー」のオリジナルブレンド。
- 封を開けた瞬間の香りが違う!と口コミで評判の鮮度
- 専門店ならではの回転率の良さと、脱酸素剤による徹底した鮮度管理
- 食いつきが悪い子でも食べると評判
厳選ブレンドAはキビなしの消化に優しい配合なので、慢性的な胃炎などで胃腸をケアしたい子にも選ばれています。
第3位:CAP!「農薬不使用飼料」シリーズ

「少し高くても、とにかく安全なものを」という飼い主さんにはCAP!の無農薬シリーズが最強です。
- 完全無農薬栽培の穀物を使用
- 産地や栽培方法が明確で信頼できる
- 肝臓などの内臓負担を減らしたい子に最適
体の小さなインコにとって、農薬は大きな負担になります。将来の健康リスクを少しでも減らしたいと考える愛情深い飼い主さんに選ばれています。
✨有機JAS認定品もあります: 極-kiwami- プレミアムミックス
|
|
第4位:黒瀬ペットフード「国産(国内産)」シリーズ

私たちが食べるお米と同じように、愛鳥にも「国産」を食べさせたい方へ。
- 北海道や長崎など国内契約農家の穀物100%
- 輸入時のポストハーベスト(収穫後農薬)の心配なし
- モチモチとした食感で嗜好性が高い
輸入穀物に比べて価格は上がりますが、その安全性と品質は折り紙付き。特別な日のごはんや、ご褒美として混ぜてあげるのもおすすめです。
第5位:ピーツー「カスタムラックス」

「発芽するくらい新鮮」と謳われるほど、生命力にあふれた自然派シードです。
- 発芽率が高く、鮮度が良い
- 季節に合わせて配合を微調整するこだわり
- 種子の種類が豊富で、食べる楽しみ(フォージング)がある
自然界に近い食事を再現したいナチュラル派の飼い主さんに根強い人気があります。


種類別・悩み別!あなたに最適なシードの選び方

ランキングで紹介したシードはどれも高品質ですが、愛鳥の種類や体質によって「ベスト」は変わります。ここでは、より具体的な選び方を解説します。
セキセイインコの場合:肥満と消化ケアを最優先
セキセイインコは肥満になりやすく、また「メガバクテリア症」などの影響で胃腸が弱い子が多いため、選び方にはコツがいります。
- 低脂肪な配合を選ぶ(カナリーシード少なめ)
- 消化しにくい「キビ」が入っていない「キビなしシード」を検討する
「キビなしシード」の具体的な選び方や、肥満対策については以下の記事で詳しく解説しています。
オカメインコの場合:脂質バランスと発情対策
オカメインコはセキセイインコよりも脂質を必要としますが、ヒマワリの種ばかり食べていると肥満や発情の原因になります。
- ヒマワリの種は「おやつ」として別にする
- ソバの実やサフラワーなど、中型インコ用の配合を選ぶ
オカメインコ専用の配合バランスについては、こちらの記事をご覧ください。
シードを与える時の注意点とQ&A

Q1. シードの保存方法は?冷蔵庫に入れてもいい?
結論:冷蔵庫は結露でカビる原因になるため、推奨しません。
最もおすすめなのは「真空保存容器」に入れて冷暗所で保管することです。空気を抜くことで酸化を防ぎ、虫の発生も抑えられます。梅雨や夏場は特に注意が必要です。
Q2. シードだけで栄養は足りる?
結論:シードだけではビタミンやカルシウムが不足します。
シードを主食にする場合は、必ず青菜(小松菜など)やボレー粉(カルシウム)、またはビタミン剤を併用して栄養を補ってください。栄養管理が難しい場合は、完全栄養食であるペレットへの切り替えをおすすめします。
安全なシードを選んで愛鳥の健康を守ろう【総括】

インコのシード選びは、愛鳥の健康を守るための第一歩です。価格やパッケージだけで選ぶのではなく、「鮮度」と「安全性(無農薬・無添加)」を基準に選んであげてください。
【今回紹介したおすすめシードBest5】
- 1位:マニアシリーズ(迷ったらコレ!王道のバランス)
- 2位:とりっぴー厳選シード(鮮度抜群!食いつき重視)
- 3位:CAP! 無農薬飼料(安全性最強!無農薬へのこだわり)
- 4位:黒瀬ペットフード 国産(安心の国内産100%)
- 5位:カスタムラックス(自然派の生きている種子)
まずは愛鳥の食いつきを見るために、少量パックやお試しセットから始めてみるのもおすすめです。美味しいごはんで、愛鳥との毎日がもっと幸せになりますように。













