オカメインコ2羽同居の「10秒診断」:そのケージで大丈夫?

まずは、お手持ちのケージ(または購入予定のケージ)で同居が可能か、以下のフローで確認してみましょう。
同居可能性チェック
Check 1. ケージの幅は「46.5cm」以上ありますか?
(例:HOEI 465オカメなど)
Check 2. 放鳥時間は毎日「3時間以上」確保できますか?
(ケージ外での運動時間の確保)
Check 3. 2羽の仲は「羽根づくろいし合うほど」良好ですか?
2羽飼いに必要な「絶対的広さ」の真実

なぜ「条件付き」なのか。それは、オカメインコ特有の「長い尾羽」と「パニック」の性質に理由があります。
ケージサイズ別・2羽飼い評価
× 2羽同居は絶対NG
1羽でも狭いサイズ。尾羽が常に曲がり、ストレスMAX。
△ 2羽だと窮屈
1羽飼いには「ベスト」な名品ですが、2羽だとパーチの取り合いになります。
◎ 1羽1ケージ
これが最強のトラブル回避策。隣同士に置けば寂しくありません。
「HOEI 465オカメ」で2羽飼う場合の厳しい現実
多くの飼い主さんが持っている「HOEI 465オカメ」。これに2羽を入れるとどうなるでしょうか?
- 尾羽がボロボロになる:旋回スペースがなく、金網に擦れ続けます
- エサ箱の前で喧嘩勃発:逃げ場がないため、強い個体がエサ箱を独占します
- オカメパニック時の危険度2倍:1羽が暴れると共鳴し、狭い空間で衝突事故が増えます
オカメインコは温厚ですが、過度な人口密度のストレスは攻撃性を生みます。特に発情期、狭いケージ内では弱い個体への攻撃(足指を噛む、羽をむしる)が起こりやすくなります。「仲が良いから大丈夫」は危険な思い込みです。
失敗しない多頭飼いケージの選び方とレイアウト

では、どうすれば平和に2羽以上を飼育できるのでしょうか。
選択肢①:【推奨】1羽につき1つのケージを用意する
最も安全で、オカメインコのQOL(生活の質)が高い方法です。病気時の隔離も不要で、結果的にコストパフォーマンスが良い選択です。
おすすめ:HOEI 465オカメを2台並べる
選択肢②:どうしても同居なら「鉄壁のレイアウト」で守る
部屋のスペースの問題などで同居させる場合は、単に広いケージ(HOEI 465パラキートや幅広のフライトケージ)を用意するだけでは不十分です。以下の「喧嘩防止レイアウト」を徹底してください。
多頭飼育のレイアウト 3つの鉄則
「一番高い止まり木」を同じ高さで2本設置する
鳥は「高い場所」を好みます。1本しかないと、その場所を巡って必ず争いが起きます。
エサ入れ・水入れは離して設置する
隣同士に並べず、ケージの両端に離して設置することで、強い個体による「エサ場の独占」を防ぎます。
中央の空間を空ける(おもちゃを減らす)
2羽が同時に羽ばたいてもぶつからないよう、ケージ中央には止まり木やおもちゃを置かず、空間(エアポケット)を作ります。
詳しいレイアウトの実例は「オカメインコのケージレイアウト実例図解」で解説しています。
安価な海外製大型ケージは、塗料(亜鉛)の安全性や金網の溶接強度に不安があるものが多いため、当サイトでは推奨していません。
よくある質問(FAQ)
【総括】オカメインコの幸せは「パーソナルスペース」にあり
オカメインコにとって、ケージは「安眠できる寝室」であり「安全地帯」です。
多頭飼いであっても、「1羽にひとつ、専用の城(ケージ)がある」状態が、精神衛生上もっとも安定します。初期費用はかかりますが、病気の早期発見やパニック事故の防止を考えれば、ケージを分けることがもっともコストパフォーマンスの良い選択と言えるでしょう。
迷ったら「HOEI 465オカメ」×2台が正解です。
ケージを清潔に保つ掃除の裏技はこちら
ケージの置き場所で迷っている方へ






