オカメインコの多頭飼いケージ|2羽同居に必要なサイズと失敗しない選び方【10秒診断】

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オカメインコ2羽同居の「10秒診断」:そのケージで大丈夫?

オカメインコ2羽同居の可否を診断する画像。幅46.5cm以上のケージ、放鳥時間3時間以上、2羽の良好な関係の3つをチェック。

まずは、お手持ちのケージ(または購入予定のケージ)で同居が可能か、以下のフローで確認してみましょう。

同居可能性チェック

Check 1. ケージの幅は「46.5cm」以上ありますか?

(例:HOEI 465オカメなど)

Check 2. 放鳥時間は毎日「3時間以上」確保できますか?

(ケージ外での運動時間の確保)

Check 3. 2羽の仲は「羽根づくろいし合うほど」良好ですか?

ひとつでも「No」なら【別居(1羽1ケージ)】が絶対条件です
すべて「Yes」なら【同居可能(条件付き)】ですが、レイアウトに工夫が必要です

2羽飼いに必要な「絶対的広さ」の真実

オカメインコ2羽飼いに必要なケージの広さを示す画像。HOEI35角は37cmで2羽同居NGで46.5cmでも窮屈、別居が推奨。

なぜ「条件付き」なのか。それは、オカメインコ特有の「長い尾羽」と「パニック」の性質に理由があります。

ケージサイズ別・2羽飼い評価

HOEI 35角
37cm

× 2羽同居は絶対NG

1羽でも狭いサイズ。尾羽が常に曲がり、ストレスMAX。

HOEI 465オカメ
46.5cm

△ 2羽だと窮屈

1羽飼いには「ベスト」な名品ですが、2羽だとパーチの取り合いになります。

推奨
理想の多頭飼い
別居

◎ 1羽1ケージ

これが最強のトラブル回避策。隣同士に置けば寂しくありません。

「HOEI 465オカメ」で2羽飼う場合の厳しい現実

多くの飼い主さんが持っている「HOEI 465オカメ」。これに2羽を入れるとどうなるでしょうか?

  • 尾羽がボロボロになる:旋回スペースがなく、金網に擦れ続けます
  • エサ箱の前で喧嘩勃発:逃げ場がないため、強い個体がエサ箱を独占します
  • オカメパニック時の危険度2倍:1羽が暴れると共鳴し、狭い空間で衝突事故が増えます
カニバリゼーション(共食い)のリスク

オカメインコは温厚ですが、過度な人口密度のストレスは攻撃性を生みます。特に発情期、狭いケージ内では弱い個体への攻撃(足指を噛む、羽をむしる)が起こりやすくなります。「仲が良いから大丈夫」は危険な思い込みです

失敗しない多頭飼いケージの選び方とレイアウト

オカメインコ多頭飼い向けのケージレイアウトを示す画像。1羽1ケージの別居または同居時の鉄壁レイアウトが必要。

では、どうすれば平和に2羽以上を飼育できるのでしょうか。

選択肢①:【推奨】1羽につき1つのケージを用意する

最も安全で、オカメインコのQOL(生活の質)が高い方法です。病気時の隔離も不要で、結果的にコストパフォーマンスが良い選択です。

おすすめHOEI 465オカメを2台並べる

選択肢②:どうしても同居なら「鉄壁のレイアウト」で守る

部屋のスペースの問題などで同居させる場合は、単に広いケージ(HOEI 465パラキートや幅広のフライトケージ)を用意するだけでは不十分です。以下の「喧嘩防止レイアウト」を徹底してください。

多頭飼育のレイアウト 3つの鉄則

1

「一番高い止まり木」を同じ高さで2本設置する

鳥は「高い場所」を好みます。1本しかないと、その場所を巡って必ず争いが起きます。

2

エサ入れ・水入れは離して設置する

隣同士に並べず、ケージの両端に離して設置することで、強い個体による「エサ場の独占」を防ぎます。

3

中央の空間を空ける(おもちゃを減らす)

2羽が同時に羽ばたいてもぶつからないよう、ケージ中央には止まり木やおもちゃを置かず、空間(エアポケット)を作ります。

詳しいレイアウトの実例は「オカメインコのケージレイアウト実例図解」で解説しています。

安価な海外製大型ケージは、塗料(亜鉛)の安全性や金網の溶接強度に不安があるものが多いため、当サイトでは推奨していません。

よくある質問(FAQ)

現在HOEI 465を使っていますが、どうしても2羽同居させたいです。対策は?

すぐに買い替えが難しい場合、以下の「3つの緊急対策」を徹底してください。

緊急対策3つ

1. 放鳥時間を増やす

1日3時間以上、外で運動させてエネルギーを発散させる

2. おもちゃを減らす

ケージ内の空間を確保するため、ブランコ等の場所を取るおもちゃを撤去する

3. エサ入れを増設する

喧嘩防止のため、エサ入れと水入れを複数設置し、場所を離す

2羽の仲が悪くなってしまいました。同じケージに戻してもいい?

即座に別居させてください

一度関係が悪化したオカメインコを狭い空間に閉じ込めるのは虐待に近いです。流血沙汰になる前に、必ずケージを分けましょう。放鳥時だけ一緒に遊ばせる「付かず離れず」の距離感がうまくいくコツです。

【総括】オカメインコの幸せは「パーソナルスペース」にあり

オカメインコにとって、ケージは「安眠できる寝室」であり「安全地帯」です。

多頭飼いであっても、「1羽にひとつ、専用の城(ケージ)がある」状態が、精神衛生上もっとも安定します。初期費用はかかりますが、病気の早期発見やパニック事故の防止を考えれば、ケージを分けることがもっともコストパフォーマンスの良い選択と言えるでしょう。

迷ったら「HOEI 465オカメ」×2台が正解です。