本記事は飼い主の実体験に基づくレビューであり、効果・効能を保証するものではありません。愛鳥の体調不良や病気が疑われる場合は、必ず獣医師の診断を受け、指導に従ってください。また、本記事は2025年時点の情報に基づいています。製品仕様などは変更される可能性がありますので、購入前に最新情報をご確認ください。
とりっぴー「シードミックスA」の特徴と消化ケアの秘密

宮城県仙台市にある小鳥用品専門店「とりっぴー」が開発したシードミックスAは、胃腸が弱く、通常のシードでは消化できない鳥たちのために設計された、まさに「命を繋ぐためのごはん」です。
最大の特徴は「キビなし」であること
一般的なミックスシードには必ずと言っていいほど含まれている「キビ(Proso Millet)」ですが、実は消化が悪く、胃炎の鳥にとっては大きな負担になります。
- キビを完全除去し、消化に良いアワ・ヒエを中心
- 消化を助ける「ムキオート麦」を配合
- 胃腸の働きをサポートする乳酸菌を強化
消化能力が落ちている時に硬いキビを食べると、胃の中で滞留し、嘔吐やさらなる炎症の原因になることがあります(キビ詰まり)。このリスクを徹底的に排除している点が、獣医師やベテラン飼い主から支持される最大の理由です。
特にセキセイインコは消化器系が弱い個体が多く、キビ詰まりのリスクが高いため、キビなしシードを選ぶ飼い主さんが増えています。
【実体験】メガバク・慢性胃炎の愛鳥に与えてみた変化

実際にメガバクテリア症や原因不明の慢性胃炎に悩む愛鳥に、このシードを与えた飼い主たちの「生の声」を分析しました。単なる「美味しい」だけでなく、体調にどのような変化があったのか、具体的な事例をご紹介します。
事例1:強制給餌でも減り続けた体重がV字回復
最も多かった報告が「体重の回復」です。薬を飲ませても、強制給餌をしても減り続けていた体重が、このシードに変えた途端に増加傾向に転じたという事例が多くみられます。
実際の回復ケース
- 22.5g(危険域)まで落ちたセキセイが、1週間で27gまで回復
- メガバク治療中で30gを切っていた子が、33gの標準体型へ
- コザクラインコが34gから43gへ、過去最高の体重を記録
「食べることは生きること」を痛感させられる結果です。消化吸収が良い配合のおかげで、食べた分がしっかりと身になり、体力を底上げしてくれたと考えられます。
なお、メガバクテリア症の初期症状や回復プロセスについては、セキセイインコのメガバク治療体験談でも詳しく解説しています。
事例2:未消化便・水っぽいフンが劇的に改善
慢性胃炎の鳥に多いのが「未消化便(食べたシードがそのまま出てくる)」や「水多尿」です。これらは胃腸が機能していない証拠ですが、シードミックスAへの切り替えで劇的な変化が見られました。
特に「キビなし」の効果は絶大で、胃への負担が減ることで炎症が治まり、正常な消化吸収サイクルを取り戻せた事例が多いようです。
事例3:食欲と活力が復活し「キラキラ」した雰囲気に
数値には表れない「活力の戻り」を実感する飼い主も多いです。食べる前は寒そうに羽を膨らませ、辛そうにプルプルと震えていた子が、この餌を食べた直後から変化を見せました。
- 食後の変化: どんよりしていた目が輝き、キラキラした雰囲気に変わった。
- 行動の変化: じっとしていた子が、食後にリラックスして羽繕いを始めた。
- 若返り効果: 14歳の老鳥の羽艶が良くなり、動きが活発になった。
「消化にエネルギーを使わなくて済む」ということは、その分を「体の修復」や「活動」に回せるということです。ただ体重が増えるだけでなく、愛鳥本来の元気な姿を取り戻せるのが、この療法食の最大の価値かもしれません。
「食いつき」は本当に良い?偏食インコでの検証

いくら体に良くても、食べてくれなければ意味がありません。特に病気の時は食欲が落ちているため、「食いつきの良さ」は最重要ポイントです。
袋を見ただけでソワソワ!驚きの嗜好性
多くの飼い主が口を揃えて言うのが「とにかくよく食べる」ということです。
- 「袋のカサカサ音を聞くだけで飛んでくる」
- 「具合が悪くてうずくまっていたのに、この餌を入れたらガツガツ食べた」
- 「ペレットを拒否した偏食の子が完食した」
開封した瞬間に広がる「香ばしい新鮮な穀物の香り」は、人間の鼻でも市販品との違いが分かるほど。酸化した油のような臭いが一切なく、この新鮮な風味が鳥たちの食欲を強烈に刺激するようです。
好き嫌いはある?残しやすいもの
完璧に見えるシードミックスAですが、全ての粒を食べてくれるとは限りません。口コミから見えてきた「残されやすいもの」も正直にお伝えします。
- 灰色のビタミン顆粒: 硬くて食べにくいのか、器用に残す子が多いです。
- オーツ麦: 粒が大きいため、小型のセキセイインコだと怖がる場合があります。
ビタミン顆粒を残してしまう場合は、飼い主さんがスプーンの背などで軽く砕いて粉末状にし、シードにまぶしてあげると摂取してくれるようになります。
【正直レビュー】ここが惜しい!購入前に知っておくべき点
メリットばかりではありません。実際に使ってみて感じた「惜しい点」や「注意点」も包み隠さずお伝えします。
- パッケージの文字が小さい: 原材料や成分表の文字がかなり小さく、薄いグレーで印字されているため、年配の方には読みづらい可能性があります。スマホで撮影して拡大するなどの工夫が必要かもしれません。
- 価格は安くない: 療法食という性質上、スーパーなどで売られている一般的なシードに比べると高価です。しかし「薬代」や「愛鳥の命」を考えれば、必要な投資と割り切っている飼い主さんがほとんどです。
よくある質問|とりっぴーシードミックスA

購入前に気になる点や、与え方の疑問について、実際の利用者の声を元にQ&A形式でまとめました。
諦める前に試してほしい!シードミックスAは「お守り」【総括】

メガバクテリア症や慢性胃炎による食欲不振は、飼い主にとっても精神的に追い詰められる辛い経験です。しかし、とりっぴーの「シードミックスA」は、そんな絶望的な状況で多くの愛鳥の命を支え、V字回復へと導いてきました。
最大の特徴である「キビなし」による徹底的な消化ケアと、病鳥でも飛びつく「抜群の食いつき」は、他のシードにはない大きな強みです。実際に「未消化便が止まった」「体重が増えた」という口コミが多数あることが、その実力を物語っています。
病気治療中のごはんはもちろん、お腹が弱い子の常食や、老鳥のケアフードとしても最適です。「何を食べさせてもダメだった…」と諦める前に、ぜひ一度試してみてください。
ただし、食事はあくまで治療のサポートです。病気が疑われる場合は必ず獣医師の診察を受け、適切な治療と併用して与えてあげてください。




