なぜ「ビバリア」が最強なのか?インコに最適な理由

インコの日光浴ライトとして「ビバリア」製品をおすすめする最大の理由は、圧倒的な「自由度」と「紫外線量」のバランスが良いからです。室内飼育で不足しがちな紫外線を、安全かつ効果的に補うことができます。
ビバリアセットのメリット
- 強力な紫外線(UVB)で、窓越し日光浴では得られないビタミンD3生成をサポート
- 電球のワット数を選べるため、ケージの大きさや距離に合わせやすい
「太陽NEO」と、日光に近い光を出す「スパイラルUVB」の組み合わせは、まさにインコ飼育における「最強の組み合わせ」と言えます。
スタンドは高い「NP」ではなく「通常版」を買うべき

これから購入する方に絶対にお伝えしたいのが、「高い方が良いものだろう」という思い込みを捨てることです。Amazonなどで検索すると、「太陽NEO」とよく似た「太陽NEO NP」という商品が出てきますが、インコ用にはおすすめしません。
価格と機能の「逆転現象」に注意
実は、ネットショップでは「NP」の方が、セット価格で3,000円近く高く販売されていることがあります(※2025年12月時点)しかし、インコ飼育において使いやすいのは、断然「安くて高性能な通常版」の方です。
\ 角度調整が自由自在&お財布に優しい! /
これを選べば間違いなしのおすすめセットはこちら
電球は「26W」と「13W」どっち?通常は「26W」一択な理由

ビバリアの交換球には「26W」と「13W」の2種類があります。「数字が小さい方が電気代が安そう」「うちの子は小さいから13Wでいいかな?」と考えがちですが、基本的には「26W」を選ぶのが正解です。
紫外線は「距離」で急激に弱くなる
なぜ26Wが良いのか。それは、紫外線が光源から離れると急激に弱くなる性質を持っているからです。
- 13Wの場合: かなり近づけないと(30cm以内)十分な紫外線が届かない
- 26Wの場合: 少し離しても(50cm程度)しっかり届く
13Wを選んでしまうと、ケージのすぐそばにライトを置かなければならず、レイアウトが難しくなったり、インコがライトを怖がったりする原因になります。
26Wが強すぎる場合はスタンドを少し離せば済みますが、13Wが弱すぎる場合はどうにもなりません。
セット品には最初から26Wがついていることが多いですが、交換球を買う際も必ず26Wを選びましょう。
▼ 交換球も「26W」を選べば間違いなし!
※「13W」は、アルビノなど光に過敏な個体や、極小のプラケースで使用する場合など、特殊な事情がある場合にのみ検討してください。
設置方法と使い方のコツ

「太陽NEO」と「スパイラルUVB 26W」の組み合わせは、設置の自由度が高いのが最大の魅力です。ここでは、愛鳥にストレスを与えず、効果的に紫外線を浴びせるための具体的なコツをご紹介します。
1. ベストな設置位置とアーム活用術
基本は「ケージの網から30cm~50cm離し、上から斜めに照射」ですが、太陽NEOのフレキシブルなアームを使えば、様々なレイアウトに対応できます。
こんな使い方がおすすめ!
- お気に入りの場所を狙い撃ち: インコがよく居る止まり木(少し高い位置がベスト)に向けて、アームの角度を微調整します。
- 水やエサを避ける: 特に夏場、水入れやエサ入れに直射日光が当たると傷みやすくなるので、アームを調整して光が当たらないように配慮しましょう。
2. 警戒心の強い子への「慣らし方」ステップ
インコは環境の変化に敏感です。いきなり目の前でピカッと光らせると驚いてしまうことがあります。焦らず、数日かけてゆっくり慣らしていきましょう。
-
1
初日~2日目:存在に慣れる
ライトは点灯せず、ケージの近くにスタンドを設置するだけにします。「ただの新しい家具」だと認識させましょう。 -
2
3日目~:遠くから少しずつ点灯
ケージから少し離れた場所で、短時間(5分~10分)だけ点灯します。部屋の照明もつけておき、明るさの差を小さくするのがコツです。 -
3
慣れてきたら:定位置で照射
怖がらなくなったら、本来の設置位置(30cm~50cm)に固定し、毎日決まった時間に照射します。おやつタイムと合わせると「良いこと」と結びつきやすくなります。
3. 安全のために絶対に守りたいこと
最後に、安全に使用するための重要ポイントです。
- クリップの固定場所: 丸いパイプは滑りやすいので避け、平らな板やメタルラックの棚板など、安定する場所にしっかり挟んでください。
- コードのかじり防止: インコはコードをかじるのが大好きです。感電事故を防ぐため、コードはケージの裏側を通す、市販のコードカバーを巻くなどの対策を必ず行いましょう。
実際に使って感じたメリット・デメリット

実際にこのセットを導入して感じた、正直な感想をまとめました。
クリップが硬いのは「落ちにくい」という安全性の裏返しでもあります。デメリットもありますが、「愛鳥の健康を自宅で守れる」という安心感は、何にも代えがたいメリットです。
気になる維持費は?電気代と交換球のランニングコスト

「26Wの電球って、電気代が高くなるんじゃ…」と心配な方もいるかもしれません。また、紫外線ライトは定期的な交換が必要です。ここでは、実際に運用する際にかかるコストを計算してみました。
1ヶ月の電気代は缶コーヒー1本分弱
26Wの電球を、日光浴としてしっかり「1日4時間」使った場合の電気代を計算します。
電気代の計算式
26W ÷ 1000 × 35円 × 4時間 = 約3.6円/日
- 1日あたりのコスト:約3.6円
- 1ヶ月(30日)のコスト:約109円
※電力料金目安単価35円/kWhで計算
いかがでしょうか。毎日たっぷり4時間日光浴をさせても、1ヶ月の電気代は約100円ちょっとです。缶コーヒー1本分以下のコストで、愛鳥のビタミンD3不足を解消できるなら、非常にコストパフォーマンスが良いと言えます。
電球の交換目安とコスト
紫外線ライトは、点灯していても紫外線(UVB)の放出量が徐々に減っていきます。そのため、効果を維持するには定期的な交換が必要です。
もし日光浴不足で病気(クル病や卵詰まりなど)になってしまった場合、治療費は数万円かかることも珍しくありません。それを考えれば、月数百円のランニングコストは「安い保険料」のようなものです。
▼ 予備の電球もストックしておくと安心です
よくある質問
まとめ:ビバリアセットで愛鳥に「本物の光」を

室内飼育のインコにとって、紫外線不足は健康上の大きなリスクです。しかし、ビバリアの「太陽NEO(通常版)」と「スパイラルUVB 26W」のセットがあれば、天候や時間を気にせず、毎日自宅で質の高い日光浴をさせてあげられます。
選び方のポイントをおさらいしましょう。
- スタンドは高い「NP」ではなく、安くて動きやすい「通常版」を選ぶ!
- 電球はパワー不足の13Wではなく、効果が確実な「26W」を選ぶ!
この2点を守れば、失敗することなく最強の日光浴環境が整います。愛鳥が気持ちよさそうに光を浴びて羽繕いする姿は、本当に癒やされますよ。ぜひこの機会に導入してみてください。
▼ インコ飼育の正解セットはこちら



