コザクラインコの鳴き声の意味と防音対策を飼い主歴8年の私が徹底解説

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コザクラインコの鳴き声の意味は?呼び鳴きは大きくてうるさい?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。小型インコとして人気のコザクラインコですが、その鳴き声の大きさから集合住宅での飼育を躊躇される方もいます。

「ペット可の物件に住んでいるけれど、インコの鳴き声は大丈夫なの?」「近所迷惑にならないか心配…」そんな不安を抱えている方へ、実際にマンションでコザクラインコを飼育している方の体験談をもとに、鳴き声の特徴や効果的な防音対策をご紹介します。

コザクラインコの鳴き声は確かにセキセイインコなどの小型インコよりも大きく、特に朝や夕方の活発な時間帯には大きな声で鳴くことがあります。しかし、鳥かご用アクリルケースの活用やケージの配置の工夫など、いくつかの対策を施すことで騒音問題を軽減することが可能です。

コザクラインコの鳴き声

この記事では、コザクラインコが鳴く理由や鳴き声の種類、効果的な防音対策などを詳しく解説していきます。鳴き声の意味を理解することで、インコとのコミュニケーションもより深まりますよ。

この記事でわかること
コザクラインコの鳴き声の大きさと特徴
マンションでの効果的な防音対策方法
コザクラインコが鳴く理由と鳴き声の種類
近隣トラブルを避けるためのポイント

これらの知識を身につけることで、コザクラインコとの楽しい生活を送りながら、ご近所との良好な関係も維持できるようになります。鳴き声の意味を理解し、適切な対応をすることで、インコとの絆も深まっていくでしょう。

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このサイトの監修者は30羽以上のオカメインコと暮らす愛鳥家。フィンチや家禽の飼育・ブリーディング・野鳥の一時保護など、これまでたくさんの小鳥たちと関わってきました。ここではインコ・オウムの仲間の飼育のコツを、教科書的な飼育論だけでなく、飼い主の実体験をもとにした知識や情報を加味して発信していきます。

コザクラインコは鳴き声がうるさい?

コザクラインコの鳴き声

コザクラインコの飼い主の寄稿

コザクラインコは声が大きく、よく鳴くため「うるさい」とネガティブなイメージを持たれてしまうことがあります。たとえペット可の物件でも、集合住宅では飼いづらいかも…と不安になるかもしれませんが、本当のところはどうなのか?

実際にコザクラインコを飼育している私が、本当にコザクラインコはうるさいのかどうかや、マンション住まいのわが家でどのような対策を取っているのかを紹介します。

コザクラインコの鳴き声は大きいの?
体が大きいのでセキセイインコよりうるさい
最低限の防音対策は必要。壁の薄い集合住宅だと心配かも。アクリルケースの活用やケージの配置の工夫が必要なことも。

コザクラインコの鳴き声は確かに大きいです。マンションなどの集合住宅や住宅密集地に住んでいる場合、何らかの防音対策が必要です。

しかし、鳥が鳴くのは自然のことなので、鳴くな!と言うわけにもいきません。人間の都合でここにいるのですから、お迎えした人間の責任でなんとか工夫するしかありません。

鳴き声対策に有効な鳥かごアクリルケース

オカメインコのアクリルケージケース

via:アクリルケージケース

コザクラインコの鳴き声は思いのほか大きく、特に集合住宅では近隣トラブルの原因になりかねません。そこで効果的なのがアクリルケースの活用です。防音と保温の両方に役立つこの方法を実際の体験をもとに解説します。

保温する季節はアクリルケースを利用

わが家の住まいは比較的壁がしっかりした分譲マンションのせいか、未就学児がいるお隣さんの声も聞こえてきたことがありません。とはいえ、幼児の声より鳥の声の方がよく響いてうるさいだろうと思うので、油断は禁物です。

そこで、保温の目的でコザクラインコのケージをアクリルケースで覆っています。結果的にこれが防音の役目も果たしてくれることになり、騒音が少し軽減されたように思います。

アクリル製のケースは透明度が高いので、部屋の雰囲気を崩さずインテリアの邪魔になりません。ケージをただ室内に置くだけよりも格段に見栄えが良いので人気があります。

中にいるインコも外がクリアに見えるため、視覚的にはストレスを感じづらく、飼い主とのコミュニケーションを取りやすいことがメリットです。

コザクラインコの鳴き声

生まれた国や暮らしていた地域によってインコの気温への耐性は異なりますが、季節の変わりめや寒暖の差が大きすぎる時には保温が必要になる場合もあります。

老鳥になると調整能力が落ちますので、雛鳥ほどではないにしても保温による温度調整が必要です。そんな場合に保温目的でインコアクリルケースを利用する方が多いです。

インコアクリルケースはアクリル板で覆われているため、保温対策に適しています。インコが日常を過ごしているケージを丸ごとアクリルケースに収納できるので、インコに保温や隔離が必要になった時、プラケースや水槽に移動させられるよりもだいぶ鳥のストレスが軽減されます。

また、アクリルケースの中に内部の気温に見合ったワット数のペットヒーター(保温電球)とサーモスタットを設置することで、ケース内の温度を一定にキープできるため安全・安心です。ただしアクリルは意外と耐熱性が弱いので、ヒーターを取り付けるのであれば少し大きめのワイドタイプや電球のワット数の調整が必要です。

ケージの置き場所や室内の防音対策にも気を配る

コザクラインコの鳴き声

防音の目的で家の中でなるべく壁から遠い位置にコザクラインコのケージを置いたり、壁に簡易的な防音材を貼ったりすることも十分に効果があります。

ただし、エアコンを使わずに窓を開け放って生活する季節や、ベランダで日光浴をするときは、大音量のコザクラボイスが響き渡ってしまうので、周囲に気を遣います。

コザクラインコが鳴く理由

コザクラインコの鳴き声

コザクラインコの鳴き声には様々な意味があります。鳴き声を理解することで、ストレスの軽減や対策にもつながります。鳴き声の種類とそれぞれの意味について解説します。

呼び鳴きは仲間を呼ぶサイン

コザクラインコは群れで生活する鳥なので、仲間との繋がりを確認するために鳴くことがあります。朝や夕方になると特に活発になり、自分の存在を主張したり、仲間を呼んだりするために大きな声で鳴きます。

飼い主が姿を見せなくなったり、別の部屋に行ったりすると、不安になって呼び鳴きをすることも多いです。これは「どこにいるの?」という気持ちの表れです。

朝・夕方に特に大きな声で鳴く傾向がある
飼い主の姿が見えなくなると呼び鳴きが始まる
群れの中での自己主張や意思表示の手段

呼び鳴きをするコザクラインコには、できるだけ声をかけてあげることで安心感を与えることができます。別の部屋にいても「ここだよ」と声をかけるだけで鳴き止むことも多いです。

警戒鳴きは危険を知らせるサイン

突然の大きな音や見慣れない人・物に対して、コザクラインコは警戒鳴きをします。この鳴き方は短く鋭い特徴があり、仲間に危険を知らせる役割があります。

自然界では捕食者から身を守るために発達した行動なので、飼育下にあっても本能的に現れます。窓の外に鳥や猫が見えたときなどに特に激しく鳴くことがあります。

突然の物音や動きに反応して鳴く
短く鋭い鳴き方が特徴
見慣れない人や物に対して警戒心から鳴く

警戒鳴きをしているときは、インコが何に対して不安を感じているのか確認し、安全だと分かるまで優しく声をかけてあげましょう。慣れない環境では特に警戒心が強くなるので、新しい環境に移した直後は鳴き声が増えることもあります。

コザクラインコの鳴き声はその大きさから「うるさい」と感じられがちですが、適切な防音対策を講じることで快適な共生が可能です。アクリルケースや防音カーテンなどの物理的な対策と、鳴き声の意味を理解して適切に対応することの両方が重要です。

特に集合住宅では、事前に十分な準備をしておくことで、ご近所トラブルを防ぎながら楽しいインコライフを送ることができます。

コザクラインコの鳴き声の意味とは?

コザクラインコの鳴き声

コザクラインコの鳴き声にはどんな意味がある?
呼び鳴きは寂しい時、かまって欲しい時に大声で鳴く
ご機嫌で遊んでいて楽しそうに鳴くこともある。おしゃべりはしないが…
警戒。何かを訴えている、怖い時など

.
物理的な防音対策に頼れない場合は「鳥の幸福度を上げるためにさらに何ができるのか?」と考え「なぜ鳴くのか」その理由や根本原因考える必要が出てきます。

呼び鳴きは命の危機に匹敵する「不安」からくるもの

自然界において非捕食者であるコザクラインコのような小鳥たちは、身を守り生き延びるため、常に食べ物のありかや天敵の位置情報などを仲間同士で教え合います。その際、より多くの仲間へ情報を伝えるため、遠くまでよく響く声が役に立ちます。

本来 生きるために重要な役割を果たしている鳥の声が、人間との生活の中で「騒音」となってしまうのは悲しいことですが、鳥の声を単なる「騒音」とするか、家族の大切な「声」と捉えるかは、人間の裁量次第なので致し方ありません。

人間には仕事もあるし、買い物に出かけたり家事をしたりと、ケージの中で暮らす鳥の視界から見えなくなってしまう時間が、どうしても発生してしまいます。そのとき、愛鳥が「行かないで!」「どこにいるの?」と激しく鳴くことがあります。これが「呼び鳴き」です。

群れで生活するコザクラインコにとって「ひとりぼっち」になることは、命の危機にも匹敵する極めて不安な心理状況にあるのです。

呼び鳴きを減らすための3つの施策

コザクラインコの鳴き声

コザクラインコの呼び鳴きは減らせるか?
呼び鳴きを減らす工夫をしてみる…会話する。かまう。かまわない。コザクラインコの満足度を上げる。放鳥で疲れてもらう。
ある程度は諦めて覚悟することも必要。鳥さんの個性もあるので仕方がない場合もある。

.
呼び鳴きはかまって欲しいとき、遊んで欲しいときなどにも起こります。

人間が社会生活を営む上で、愛鳥の視界からたびたび消えてしまうことは仕方がありません。鳥の全ての要求に完璧に応えることは現実的に不可能ですが、そのたびに愛鳥が痛切な思いを抱え、必死で鳴き叫ぶことは、決して仕方のないことではありません。

そこで以下の3つの方法を提案します。

呼び鳴きを減らすためにコザクラインコと「会話」する

呼び鳴きを減らすことは、わが家にとっても重要な課題のひとつでした。ご近所への騒音問題の他、呼び鳴き自体を愛鳥のストレスのあらわれと考えたとき、無視も放置もできませんでした。そこでわが家では、とにかく鳥と「会話する」これを重視しました。

鳥は知能の高い生き物です。毎日話しかけていると、かなり多くの言葉を理解していることが分かります。

たとえば「1時間くらいで戻ります」などと伝えてから出かけると、だんだんと時間の感覚がつかめるようになるのか、納得してくれるようになりました。

ただし「1時間くらいで戻ります」と言って出かけたにもかかわらず、3時間後くらいに帰宅してしまうと、ちょっと怒られます。そんなときはしっかり謝罪し、おやつを進呈するか一緒に遊ぶかして、誠心誠意 許しを請います。

そんなことを繰り返しているうちに、呼び鳴きは次第に軽減されるようになりました。

コザクラインコの「ちょっとかまってほしい」願望を満たす

コザクラインコの鳴き声

またコザクラインコは「ちょっとかまって欲しい」ときに鳴くことがあります。

そんなときは名前を呼んだり「どうしたの?」「今日も可愛いね」など、顔を見て(見せて)声をかけたりすると、落ち着くことが多いようです。

鳥が静かにしているときにも「いいお天気だね」「ご飯食べた?」など、日常的に「雑談」のような会話を楽しんでいます。

私たちは共に暮らす同じ群れの仲間なのだと、人間の側からコザクラインコへ向けてこまめに確認したり、メッセージを送ることも大切です。

これらを繰り返すことで鳥が安心感を得られるようになり、結果として呼び鳴きの低減につながります。

コザクラインコの声と思いを受け止めて寄り添う

コザクラインコの鳴き声

鳥が鳴くことを、完全に防ぐことはできませんし、彼らは寂しいとき、悲しいときにだけに鳴くわけでもありません。楽しいとき、気持ちがいいとき、嬉しいときにも鳴いてくれます。

愛鳥の声を受け止め「なぜ鳴いているのか」「何を伝えようとしているのか」を考える努力を惜しまなければ、飼い主が無駄な呼び鳴きに悩むこともなくなるのではないでしょうか。

よくある質問と回答

コザクラインコの鳴き声

コザクラインコの鳴き声に関して飼い主の方々からよく寄せられる質問に回答します。これから飼育を検討している方や現在飼育中の方の参考になれば幸いです。

コザクラインコの鳴き声は時間帯によって違いますか?

コザクラインコは時間帯によって鳴き方が変わります。特に朝日が昇るころと夕方の時間帯に活発になる傾向があります。これは野生下での生活リズムが関係しています。

朝は「起きた!」という元気な鳴き声、夕方は「ねぐらに帰るよ」という呼びかけの鳴き声が特徴的です。昼間は比較的静かな時間が多く、夜間はほとんど鳴かないことが一般的です。

鳴き声を少しでも抑える方法はありますか?

完全に鳴かせないことは不可能ですが、いくつかの方法で鳴き声を抑えることはできます。まず、ケージにカバーをかけると静かになることが多いです。ただし、完全に暗くしすぎるとストレスになるので注意が必要です。

また、十分な遊び時間や刺激を与えることでエネルギーを発散させ、過度の鳴き声を防ぐことができます。定期的におもちゃを交換したり、複数のインコを飼うことで寂しさからくる鳴き声を減らせることもあります。

コザクラインコを飼う前に、近隣住民に相談すべきですか?

これはケースバイケースですが、可能であれば事前に相談することをおすすめします。特に壁の薄いアパートやマンションでは、思いがけずトラブルになることもあります。

「インコを飼おうと思っています」と伝えておくだけでも、後々の関係性が変わってきます。また、飼い始めてからも防音対策をしっかり行い、特に早朝や夜間の鳴き声には配慮することが大切です。良好な近隣関係を保ちながら楽しくインコと暮らすためにも、コミュニケーションを取ることは重要です。

セキセイインコとコザクラインコ、鳴き声の大きさはどのくらい違いますか?

一般的に、コザクラインコはセキセイインコよりも体格が大きいため、鳴き声も大きい傾向にあります。セキセイインコの鳴き声が部屋の中で聞こえる程度なのに対し、コザクラインコの鳴き声は隣の部屋や廊下までよく響くことがあります。

個体差もありますが、同じ条件で比較すると、コザクラインコの方が約1.5〜2倍ほど大きく感じられることが多いです。特に興奮したときの鳴き声の違いは顕著で、コザクラインコの方がより貫通力のある鳴き声を発します。

鳴き声の種類で気持ちを理解できるようになりますか?

飼育を続けるうちに鳴き声のパターンでコザクラインコの気持ちを理解できるようになってきます。短い「ピッ」という音は警戒心や驚き、長く伸ばした「ピーーー」は呼びかけや寂しさ、「クルクル」といった囀りは機嫌が良いときの表現です。

また、体の動きと組み合わせることでより正確に気持ちを読み取れるようになります。羽を広げながら鳴く、頭を振りながら鳴くなど、動作と鳴き声を合わせて観察することで、より深くコミュニケーションがとれるようになるでしょう。

コザクラインコの鳴き声対策を実践して快適な共生を実現しよう【総括】

コザクラインコの鳴き声

この記事では、コザクラインコの鳴き声の特徴や防音対策について体験談を交えて紹介しました。コザクラインコの鳴き声は確かに大きいですが、適切な対策と理解を持って接することで、快適な共生が可能です。

コザクラインコの鳴き声はセキセイインコよりも大きく、集合住宅では防音対策が必要
鳥かご用アクリルケースは防音と保温の両方に役立つ優れた対策方法

ケージの配置を壁から離すことで隣家への音漏れを軽減できる
防音カーテンや防音材の使用も効果的

朝と夕方は特に鳴き声が大きくなる傾向がある
呼び鳴きは仲間を求める気持ちの表れ
警戒鳴きは危険を感じたときの反応
鳴き声の種類によって感情や要求を理解できるようになる

近隣住民とのコミュニケーションも大切
完全に鳴かせないことは不可能だが、適切な環境整備で軽減可能

十分な遊び時間や刺激の提供で過度の鳴き声を防げる
鳥の習性を理解し、尊重することが快適な共生の鍵

飼い主の愛情と工夫でトラブルを最小限に抑えられる
インコの鳴き声は個性の一部として受け入れる心の余裕も大切

インコの鳴き声は彼らのコミュニケーション手段であり、完全になくすことはできません。しかし、この記事で紹介した方法を実践することで、ご近所トラブルを避けながら、コザクラインコとの楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

鳴き声の意味を理解し、適切な環境づくりを心がけることで、あなたとコザクラインコ、そして周囲の人々も快適に過ごせる関係を築いていきましょう。

参考資料
環境省「住宅環境における小型ペット飼育と生活音に関する調査報告」
日本獣医師会「集合住宅でのペット飼育ガイドライン」
アクリル工房 楽天市場店

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