ペレットを食べないセキセイインコがすんなり食べ始めたペレットとは?
シードからペレットへの切り替えに苦戦している飼い主さんも多いのではないでしょうか。どんなペレットを試しても頑として食べなかったセキセイインコが、あるペレットだけはすんなり食べ始めたのです。
その救世主となったのがハリソン社のペレットでした。メガバクテリア発症で通院していた際に獣医師から勧められた「ハイポテンシーマッシュ」を半信半疑で与えてみたところ、驚くほどあっさりと完食した体験談を紹介します。
もしあなたもセキセイインコのペレット切り替えに悩んでいるなら、この記事がきっと参考になるはずです。実際の体験に基づく、ハリソンペレットの特徴や与え方、そして他のペレットとの違いについて詳しくご紹介します。
ペレット拒否のセキセイインコが受け入れたペレットの特徴
ハイポテンシーマッシュの栄養成分と適切な使用時期
小型インコに適したペレットのサイズと選び方
他社ペレットとの違いが明確に表れた健康効果
換羽期や病中病後のペレット選びのポイント
特にハリソンペレットのハイポテンシーマッシュは粉末状で、通常のペレットを拒否する鳥でも受け入れやすいという大きな利点があります。実際の体験から、ペレットの品質が鳥の健康状態やフンの状態に与える明確な影響についても詳しく解説しています。
ペレット切り替えに悩む飼い主さんの参考になる情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください。
ペレットを食べないセキセイインコがすんなり食べ始めたペレットとは?
シードからペレットへの切り替えに苦戦していた時期、メガバクテリア発症からの長期療養が必要となり、通院していた動物病院で食餌指導を受ける機会がありました。
その時にペレット食への切り替えを強く勧められ、ハリソンの「ハイポテンシーマッシュ」のサンプルをもらいました。
これまでにいろいろなペレットを試してもうちの子は頑として食べようとしなかったので、その時にも半信半疑でこのサンプルを与えたのです。しかし予想に反して、ぺろりと完食したのを目の当たりにして、思わず二度見してしまいました。
半年ほどかかってメガバクテリア治療が終了し、その後に体調も安定してきたので、ハイエネルギータイプの餌を与える必要がなくなりました。そこでハリソンペレットをハイポテンシーから、常用食タイプのアダルトライフタイムスーパーファインに変更することにしました。
私のセキセイインコは、病中病後の数か月間はハイポテンシーマッシュを食べていたため、ハリソン社のペレットの味に慣れていたせいか、タイプが違うペレットへの切り替えでも、最初から抵抗なく食べてくれました。
オーガニックペレットだからなのか、ペレットに草の匂いを感じたため、初めは食いつきを心配したのですが、それは杞憂に終わりました。
ハリソンハイポテンシーマッシュとは
ハリソンハイポテンシーマッシュは、小型鳥のための最大栄養フォーミュラとして設計されたペレット食です。ペレットへの切り替えに苦戦している鳥にとって理想的な「切り替え食」として獣医師からも推奨されています。
ハイポテンシーマッシュの特徴と利点
ハイポテンシーマッシュは、通常のペレットと異なり粉末状になっているため、ペレット食に慣れていない鳥でも受け入れやすい特徴があります。また、オーガニック100%の原材料を使用し、鳥の健康に配慮した成分設計がなされています。
USDA認証のオーガニック原材料100%使用
粉末状で通常ペレットを拒否する鳥でも食べやすい
保存料・人工着色料・甘味料不使用
高タンパク・高脂質設計で回復期や換羽期に最適
水や野菜と混ぜて団子状にすることも可能
栄養素 | 含有量 | 特徴 |
---|---|---|
タンパク質 | 19.5%以上 | 羽毛の生成や筋肉維持に重要 |
脂質 | 13%以上 | エネルギー源として病中病後に効果的 |
食物繊維 | 6%以下 | 消化に負担をかけない適切な量 |
オメガ6脂肪酸 | 3.8%以上 | 炎症抑制や皮膚・羽毛の健康維持 |
オメガ3脂肪酸 | 0.55%以上 | 免疫機能強化や炎症抑制効果 |
全て自然由来の栄養素でバランス良く配合されています |
ハイポテンシーマッシュの高タンパク・高脂質設計は、病中病後の回復期や換羽期のセキセイインコにとって理想的な栄養バランスです。通常のペレットよりもエネルギー密度が高いため、体力回復や羽毛の再生に必要な栄養素をしっかりと摂取できます。
ハイポテンシーマッシュの使い方と推奨シーン
ハイポテンシーマッシュは様々なシーンで活用できる万能タイプのペレットです。特に以下のような状況での使用が獣医師から推奨されています。
ペレットへの切り替え初期段階(最低6ヶ月間)
換羽期の栄養補給
病気からの回復期
繁殖期の親鳥の栄養補給
挿し餌終了後の幼鳥の成長サポート(6-9ヶ月間)
ハイポテンシーマッシュは、毎日新鮮なものを与えることが大切です。粉末状のため、少量ずつ皿に入れて与え、食べ残しは取り除くようにしましょう。
また水分と混ぜると団子状にもできるので、ペレットへの切り替え初期には水や野菜ジュースなどと混ぜて与えることも効果的です。
- STEP1ハイポテンシーマッシュを6ヶ月間与える最低でも6ヶ月間はハイポテンシーマッシュを主食として与え、ペレット食に慣れさせます。
- STEP2体調の安定を確認メガバクテリアなどの病気が完治し、体調が安定していることを確認します。
- STEP3徐々にアダルトライフタイムを混ぜるマッシュに少量のアダルトライフタイムを混ぜ始め、1週間ごとに25%ずつ割合を増やします。
- STEP4鳥の反応を観察食べ方やフンの状態を注意深く観察し、問題がないことを確認します。
- STEP5完全切り替え4週間かけて完全にアダルトライフタイムに切り替えます。換羽期などは再びハイポテンシーに戻すことも検討します。




小型のセキセイインコにも食べやすいサイズ感のスーパーファイン
ハイポテンシーマッシュから切り替えたスーパーファインは 極小粒サイズのペレットなので、小型のセキセイインコも非常に食べやすそうです。
病中病後に食べさせていたハイポテンシーのマッシュは粉末状のため、エサが少なくなるにつれて食べにくそうに見えましたが、アダルトライフタイムのスーパーファインは、最後の1粒までしっかり食べています。
極小粒サイズで小型インコにぴったり
粒状なので食べこぼしが少ない
最後まで食べやすい形状
マッシュと比べて給餌がしやすい
タイプ | サイズ | 適した鳥種 |
---|---|---|
スーパーファイン | 極小粒 | セキセイインコ、文鳥など |
ファイン | 小粒 | オカメインコ、中型インコ |
コース | 大粒 | オウム、大型インコ |
マッシュ | 粉末状 | 全鳥種(病中病後・幼鳥) |
鳥種に合わせたサイズ選びが重要です |
サイズ選びは鳥の種類や大きさに合わせることが大切です。セキセイインコのような小型鳥には、スーパーファインがもっとも食べやすく、適しています。マッシュタイプは粉末状なので、病中病後や幼鳥期など特別なケアが必要な時期に便利です。
品質の違いがフン状態に明確に表れる驚きの体験
アダルトライフタイムスーパーファインを与えるようになってから、インコのフンの状態が明らかに良くなることがわかる出来事がありました。
そう思った私は、ある一時期だけ、国産メーカーのペレットに浮気していたことがあります。そのときに試してみたのは国産メーカーの4種類ですが、中には食べたとたんにフンが極端に緩くなるものもありました。
あまりのフンの緩さが心配になり病院に相談したほどでしたが、その時に獣医からこう言われました。
そう気づいた私は、すぐにペレットをハリソンアダルトライフタイム スーパーファインに戻しました。すると、あんなにゆるゆるだったフンが、まるで嘘のようにすぐ良い状態に戻り、
その変化と落差に驚愕しつつ、しみじみとハリソンの品質の良さを納得したのでした。
換羽期でも元気いっぱいの理由
換羽期には体調を崩したり元気がなくなるインコが多く、その姿に「可哀想で見ていられない」と言う飼い主さんをよく見かけますが、我が家のセキセイインコはハリソンペレットを与えているせいか、換羽期でも元気いっぱいです。
オーガニック100%の原材料
保存料・人工着色料・甘味料不使用
消化しやすい配合設計
必要な栄養素をバランス良く含有
時期に応じたタイプ選びが可能
タイプ | 特徴 | 適した時期 |
---|---|---|
ハイポテンシー | 高タンパク・高エネルギー | 病中病後・換羽期・繁殖期 |
アダルトライフタイム | バランス型・維持食 | 通常時・日常維持 |
パワートリーツ | おやつタイプ | ご褒美・調教時 |
鳥の状態に合わせたタイプ選びが大切です |
我が家のペレット選びは、換羽期はハイポテンシー、それ以外はアダルトライフタイム、サイズはスーパーファイン(極小粒)で決定です。このようにインコの状態に合わせてタイプを変えることで、常に最適な栄養を摂取させることができます。
オーガニック100%の安全性と品質
ハリソン社のバードフードは、保存料や人工着色料、甘味料などを一切使っていない、USDA(米国農務省)の認証を受けているオーガニック100%のペレットです。
世界中の獣医師から高い評価を得ているペレットであり、原材料にこだわって作られているため価格も高めですが、小鳥の食べる分など微々たるもの。大切な家族だから、できるだけ良いものを与えたいと思います。
鳥の健康を考えて作られていることが、実際に愛鳥に与えてみてよく分かりましたし、ペレット切り替えに悩んでいる方にも自信をもっておすすめできます。




ペレット切り替えによくある質問と回答
セキセイインコのペレット切り替えに関して、多くの飼い主さんが抱える疑問にお答えします。ハリソンペレットの特徴や効果的な与え方について解説します。
ペレットを全く食べないセキセイインコにはどう対応すればいいですか?
ペレットを頑なに拒否するセキセイインコの場合、まずはハリソンのハイポテンシーマッシュのような粉末タイプから試してみるとよいでしょう。マッシュタイプは粒状のペレットよりも受け入れやすい傾向があります。また、少量ずつ時間をかけて切り替えることが大切です。
好きな種子に少量混ぜてみる
朝一番の空腹時に少量だけ与えてみる
複数のブランドやタイプを試してみる
自分が食べるふりをして興味を引く
ハリソンペレットは本当に値段相応の価値がありますか?
ハリソンペレットは確かに他のペレットと比べて高価ですが、その価値は十分にあると言えます。USDA認証のオーガニック原材料100%で作られており、保存料や人工添加物を一切使用していません。
消化吸収率の高さがフン状態に表れる
換羽期でも元気を維持できる栄養バランス
獣医師推奨の安全性と品質
病気予防の観点からの長期的コスト削減
小型のセキセイインコが食べる量は少ないため、月あたりの負担は思ったほど大きくありません。愛鳥の健康維持を考えると、長期的には医療費の節約にもつながる可能性があります。
ハリソンペレットの保存方法や賞味期限はどうなっていますか?
ハリソンペレットは保存料を使用していないため、一般的なペレットよりも保存に注意が必要です。未開封の状態でも賞味期限は製造から約6ヶ月程度と短めです。
開封後は冷蔵または冷凍保存がおすすめ
小分けにして密閉容器に保存
高温多湿を避ける
カビや虫の発生に注意する
適切に保存すれば品質を維持できますが、一度に大量購入するよりも、必要に応じて新鮮なものを購入する方が安全です。
ペレットを食べないセキセイインコがペロリと平らげたハリソンペレットの魅力【総括】
セキセイインコのペレット切り替えに悩む飼い主さんにとって、ハリソンペレットは救世主となる可能性があります。この記事では、頑なにペレットを拒否していたセキセイインコがハリソンペレットを受け入れた体験談を紹介しました。ハリソンペレットの品質の高さとセキセイインコの健康への効果について、以下にポイントをまとめます。
ペレット拒否だったセキセイインコでも受け入れやすい味わい
メガバクテリア治療中の病鳥にも適したハイポテンシーマッシュ
極小粒のスーパーファインサイズで小型インコも食べやすい
オーガニック100%で保存料・人工着色料・甘味料不使用
米国農務省(USDA)認証の安全性と品質
世界中の獣医師から高評価を得ている信頼性
フンの状態が良好になるなど消化吸収の良さを実感
換羽期でも元気を維持できる栄養バランス
時期や状態に合わせてタイプを選べる多様性
病中病後はハイポテンシー、通常時はアダルトライフタイムという使い分け
ペレットへの切り替えが徐々にできるマッシュタイプの有効性
他のペレットとの明確な品質差を実感できる体験
小鳥の食べる量を考えれば費用対効果が高い
ペレット切り替えに悩んでいるセキセイインコの飼い主さん、あきらめる前にハリソンペレットを試してみてはいかがでしょうか。特にハイポテンシーマッシュは受け入れられやすい傾向があります。
愛鳥の健康のために、ぜひ獣医師に相談しながら質の高いペレットへの切り替えにチャレンジしてみてください。



