インコのストレス発散おもちゃのトラブル事例と事故予防のコツ【体験談】

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インコのストレス発散おもちゃとトラブル事例を紹介します。

インコにとっておもちゃは単なる暇つぶしではなく、ストレス発散や知的好奇心を満たす重要なアイテムです。しかし、どんなおもちゃを選べばよいのか、安全に与えるにはどうすればよいのか、悩む飼い主さんも多いでしょう。

ここではサザナミインコのぴよちゃんを14年間飼育した経験から、おもちゃ選びの工夫や事故防止策、発情行動への対応策までを詳しくご紹介します。特に足を器用に使うサザナミインコならではの特性や、おもちゃへの慣らし方、実際に起きたヒヤリハット事例は、これからインコを迎える方や現在飼育中の方にとって貴重な情報となるはずです。

サザナミインコ

この記事では、インコの健康的な生活に欠かせないおもちゃの重要性と、安全に楽しく遊ばせるためのポイントを実体験を交えて解説していきます。

この記事でわかること
サザナミインコが好んだおもちゃの特徴と安全な与え方
おもちゃによる事故を防ぐための対策と注意点
インコの発情行動とおもちゃの関係性
おもちゃによるストレス発散の効果と重要性
インコがおもちゃに慣れるまでの効果的なアプローチ

特に足を使った遊び方をするサザナミインコでは、おもちゃ選びひとつで健康や安全に大きな影響があります。おもちゃを通じてインコの行動や好みを理解することで、より良い関係作りにもつながるでしょう。実際の体験談を通して、インコとおもちゃの関係性や安全対策について一緒に考えていきましょう。

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このブログの中の人(執筆・監修)は30羽以上のオカメインコと暮らす愛鳥家。インコ・オウム飼育を中心とした小鳥との付き合い方を、飼い主の実体験を元にした知識や、今すぐ使える有益情報をプラスしてお届けします。様々な小鳥の飼育・繁殖・野鳥の一時保護などを経験しましたが、私と小鳥たちとの関わりは生業ではなく あくまでもライフワーク。このブログでは 無償の愛と癒しをくれる愛鳥たちへの返礼に「しあわせインコの育て方」の気づきを発信していきます。

サザナミインコぴよちゃんのバードトイ遍歴

インコのストレス発散おもちゃ

サザナミインコの飼い主の寄稿

私のサザナミインコ ぴよちゃんはクチバシより足を使うのが得意で、粟穂も足でしっかり掴んでムシャムシャ食べていました。おもちゃの場合も同様で、初めはつついて遊んでいても、最後は足で掴もうとします。

ぴよちゃんは日常的に器用に足を使っていましたが、おもちゃの遊び方もやっぱり少し変わっていました。遊びが軽い発情行動に変わることも多くありました。

そんなぴよちゃんの特性に合わせたおもちゃ選びに苦労した話や、おもちゃによる事故の対策、発情の対策について紹介します。

はじめてのおもちゃは必ずスルー!ファーストコンタクトまで1週間かかっていた

インコのストレス発散おもちゃ

私が吟味して選んだおもちゃでも、ぴよちゃんが初めから興味を示して遊んでくれたことはほとんどありません。そしてビビリなぴよちゃんには遊んでもらうより先にもっと大事な取り組みがありました。それは「おもちゃを避けないでもらうこと」まずはここからのスタートです。

新しく入手したおもちゃは、ぴよちゃんのケージから遠く、かつ放鳥中に行き来をするルートに置きます。

初めの1週間、ぴよちゃんはそれに目も合わせません。まるでそこには何もないかのように素通りをします。

1週間と書きましたが、もっと長くなる場合もあります。だいぶ経ってから何気なくおもちゃに近寄って、2~3回軽くつついてみるのです。おもちゃへのファーストコンタクトはこれで終了です。

その後も「たまにちょっとだけつつく」日が続きますが、ある日、突然スイッチが入ったかのように、ぴよちゃんはおもちゃを「攻撃」し始めます。そして何度か激しくつついた後、ぴよちゃんはおもちゃを足で掴み、またがります。

これって発情行為だよね!?あまり楽しそうに見えないけど

ぴよちゃんがあまりおもちゃで遊ばないので、部屋でスタンバっているおもちゃもたくさんありました。

かじる系のおもちゃはほとんど遊ばない
ゴーゴーペンギンにも興味が薄かった
くるくる回る小さい鏡のついた吊り下げタイプのおもちゃもスルー

危険を感じて却下されたバードトイ

インコのストレス発散おもちゃ

ぴよちゃんが自発的に遊ばない「ゴーゴーペンギン」は、私がぴよちゃんの目の前でわざと動かすとたまに遊んでくれることがある、ある意味「貴重な」おもちゃでした。

ある日、いつものように「ゴーゴーペンギン」をつついてるうちに、興奮してまたがってしまったぴよちゃんが、どういうわけか急に暴れ出し、パニック状態に陥っていたことがありました。

慌ててぴよちゃんの様子を確認すると、なんと車輪をガッツリ掴んだ足の指が抜けなくなっているではありませんか!この時はほどなくして足指が外れたのでケガはありませんでした。

鈴

この他にも、ケージに吊るしていた鈴がついたおもちゃを、足で強く掴んで引っかかってしまったこともあります。危険が少なそうなおもちゃでも、遊び方次第ではヒヤりとすることがあります。

それ以降は、おもちゃにまたがりそうになる前にぴよちゃんの気を逸らすなど、必ず間近で様子を見ているように注意を払うようになりました。

ぴよちゃんのお眼鏡にかなった数少ないおもちゃであっても、正しい遊び方をしていなかったり、軽いトラブルが発生したせいで、残念ながら退場になっていったものが少なくありませんでした。

メデューサボールで発情誘発!お気に入りなのにケージから退場になった残念なおもちゃ

そんなぴよちゃんが大好きだったおもちゃが「スパゲッティボール」 …カラフルな太いゴム製の輪が組み合って、ボールになっているものでした。

これは現在は「メデューサボール」の呼ばれていますが、ゴム製で適度な弾力と隙間があり、足の指が深く入ってもすぐ抜けるので、比較的安全性が高そうなおもちゃでした。

ぴよちゃんのケージの中に入れておけるおもちゃがとても少なかったこともあり、私はこの「スパゲッティボール」を複数買い、ケージの中と外に置いていました。

ところが安全面では問題中そうな「スパゲッティボール」にも、ある問題が発覚。ケージの中で、ぴよちゃんが四六時中このおもちゃにまたがって、発情行為を繰り返していたのです。

この時、ぴよちゃんの数少ないお気に入りおもちゃを、取り上げてもよいものか!?…と悩みました。

このままにしておいたら発情行為がエスカレートすることは確実。過発情による生殖系の病気の誘発も心配です。そこでケージ内の「スパゲッティボール」のみ、泣く泣く退場させることにしました。

鳥専用のおもちゃでも思わぬ危険が潜んでいると心得て利用しよう

サザナミインコ

愛鳥のお気に入りのおもちゃを撤去することは飼い主も心が痛みますが、外出時に事故が起きてしまったら… リスクを承知しながら放置した結果が悲しいものになってしまったら…と考えただけで、その後悔の大きさは計り知れません。

はたから見れば「過保護すぎ」と映っていたかもしれませんが、それだけ事故対策は自分でも神経を遣っていたと思います。

幸いにもぴよちゃんは大きな事故に遭うことはなく、14年の人生を健やかに過ごしました。とはいえ、やはり過去には「ヒヤリ」とした経験は何回かあったのです。その度に、大事に至らずに済んだことに安堵すると同時に「これは単に運がよかっただけだから!」と自分に言い聞かせていました。

飼い主さんにはその時々の様々な「最悪のケース」を想定して、万一に備えてほしいと思います。

ちなみに、ぴよちゃんがケージで使っていた設置型のおもちゃのほとんどは「JW Pet Campany」というブランドの製品でした。このブランドの製品では体の一部が挟まったことは一度もなく、さらにぴよちゃんが初めから怖がらなかった唯一のブランドでもありました。

インコのストレス発散とおもちゃの重要性

インコのストレス発散おもちゃ

インコにとって、適切なおもちゃを与えることはストレス発散に不可欠です。野生のインコは一日の大半を食べ物を探したり、仲間と交流したりすることに費やします。一方、飼育下のインコは人間の生活リズムに合わせて過ごすため、ストレスがたまりやすい環境にあります。

おもちゃはこのストレスを解消する重要な役割を担っています。適切なおもちゃは以下のような効果が期待できます。

ストレスの解消と発散
知的好奇心の刺激
退屈防止と気分転換
くちばしや足の自然な使用機会の提供
運動不足の解消

インコのストレスサインとおもちゃによる対策
ストレスサイン おすすめのおもちゃタイプ 効果
羽引き・自傷行為 かじれるタイプのおもちゃ クチバシを使う行動欲求の充足
落ち着きのなさ
絶えず動き回る
複雑なパズルタイプ 精神的な集中による落ち着き
過度な鳴き声 音の出るおもちゃ 発声欲求の正常な発散
無気力・活動減少 からだ全体を使う
アクティブなおもちゃ
身体活動の促進
過発情 知育系おもちゃ
(発情誘発しないもの)
エネルギーの適切な発散
個体差があるため、愛鳥の反応を観察しながら適切なおもちゃを選ぶことが重要です

おもちゃを定期的に交換することも重要なポイントです。同じおもちゃばかりだと飽きてしまうため、数種類を用意して1週間ごとに入れ替えるなどの工夫が効果的です。

インコが楽しめるおもちゃの特徴

インコのストレス発散おもちゃ

インコを含むインコ類がおもちゃで遊ぶことは、単なる暇つぶしではありません。それは野生での本能的な行動を満たす大切な活動なのです。ぴよちゃんの事例からわかるように、全てのインコが同じおもちゃを好むわけではなく、個体によって好みは大きく異なります。

特にインコは足を器用に使う特性があり、この特徴に合ったおもちゃ選びが重要です。一般的にインコが好む特徴には以下のようなものがあります。

足で掴みやすい形状のもの
適度な硬さと弾力があるもの
動かしたときに音が出るもの
鮮やかな色のもの
小さくて軽量なもの

インコに適したおもちゃ導入の流れ
  • STEP1
    観察期間
    まずは愛鳥の性格や好みを観察します。特に足の使い方の特徴に注目しましょう。
  • STEP2
    おもちゃ選び
    サイズ、素材、安全性を考慮し、複数のタイプのおもちゃを用意します。
  • STEP3
    慣らし期間
    新しいおもちゃはまず環境に置いて、存在に慣れさせます。無理に近づけないことが大切です。
  • STEP4
    遊び方の観察
    インコがおもちゃとどう関わるか観察し、危険な遊び方をしていないか確認します。
  • STEP5
    問題の対処
    発情行動や事故の危険がある場合は、すぐに対策を講じます。
  • STEP6
    定期的な見直し
    おもちゃのローテーションや劣化チェックを定期的に行います。

インコにおもちゃを与える際の安全対策

インコのストレス発散おもちゃ

ぴよちゃんの経験から学んだように、インコにおもちゃを与える際の安全対策は非常に重要です。特に足を器用に使うインコでは、予想外のトラブルが発生する可能性があります。

小さすぎるパーツがないか確認する
足や爪が引っかかる隙間がないか確認する
有害な素材(鉛、亜鉛など)が使われていないか確認する
初めは必ず監視下で与える
定期的におもちゃの状態を点検する

特に留守番中はリスクの高いおもちゃを取り除くことが推奨されます。飼い主がいない間に事故が起きた場合、対応が遅れる危険性があるからです。安全性の高いおもちゃのみをケージ内に残しておくようにしましょう。

また、おもちゃの素材も重要なポイントです。インコは好奇心旺盛で何でもくちばしでつついたり、かじったりする習性があります。そのため、無害な天然素材でできたおもちゃを選ぶことが望ましいでしょう。

インコの発情行動とおもちゃの関係

インコのストレス発散おもちゃ

ぴよちゃんの事例でも見られたように、インコはおもちゃに対して発情行動を示すことがあります。これは特に足を器用に使うインコではよく見られる現象です。

発情行動が過度になると、以下のような問題を引き起こす可能性があります。

生殖器系疾患のリスク増加
攻撃性の増加や気分の不安定化
栄養不良や体力低下
ストレスの増加
羽引きなどの自傷行為の誘発

発情を誘発しやすいおもちゃの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

発情を誘発しやすいおもちゃとその対策
おもちゃの特徴 発情との関連 対策
またがりやすい形状 交尾行動の模倣を促す 平たいおもちゃや立体的な形状を選ぶ
柔らかい素材 巣材の連想や快感を与える 硬めの素材のおもちゃを選ぶ
暗い空間を作れるもの 営巣行動を刺激する 箱型や囲われたおもちゃを避ける
温かい感触のもの パートナーや卵の温もりを連想 金属や冷たい素材のおもちゃを選ぶ
鏡や反射するもの 異性の存在を勘違いさせる 発情期には鏡のおもちゃを避ける
発情の兆候が見られたら、早めにおもちゃを取り替えることが重要です

ぴよちゃんの例でも見られたように、お気に入りのおもちゃであっても発情行動を誘発するものは控えるべきです。特にメスのインコでは産卵を誘発し、健康上のリスクとなる可能性があります。

よくある質問と回答

インコのストレス発散おもちゃ

インコのおもちゃ選びについて、飼い主さんからよく寄せられる質問にお答えします。

インコが全くおもちゃで遊ばない場合はどうすればいいですか?

インコがおもちゃで遊ばない理由にはいくつかの可能性があります。まず、おもちゃに慣れていない可能性が高いでしょう。特に臆病な性格のインコは新しいものに対して警戒心を示します。

ぴよちゃんの例のように、まずはおもちゃを環境の一部として受け入れてもらう段階が必要です。おもちゃをケージから離れた場所に置き、徐々に慣れさせていきましょう。また、あなた自身がおもちゃで楽しそうに遊ぶ姿を見せることで、インコの興味を引くこともできます。

さらに、異なるタイプのおもちゃを試してみることも大切です。音が出るもの、動くもの、かじれるものなど、様々な特性のおもちゃを用意して、あなたの愛鳥が反応するものを探してみましょう。

安全なおもちゃの素材は何ですか?

インコに安全なおもちゃの素材としては、以下のものが推奨されます。

無着色・無塗装の天然木
金属部分がステンレス製
インコ用に特化した安全なプラスチック
無染色の綿ロープ
無添加の植物繊維

逆に、避けるべき素材としては、鉛や亜鉛を含む金属、着色料や防腐剤が使われた木材、劣化しやすい低品質なプラスチックなどが挙げられます。特に100円ショップなどの鳥用ではないおもちゃを与えることはやめるべきです。

ペットショップで「鳥用」として販売されているおもちゃであっても、必ずしも全てが安全とは限りません。特に海外製品では安全基準が異なる場合もあるので、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。

おもちゃはどのくらいの頻度で交換するべきですか?

おもちゃの交換頻度は主に以下の要素に基づいて判断します。

おもちゃの物理的な状態(劣化や破損)
インコの飽き具合
季節や発情期などの生理的な変化
健康状態の変化

一般的には、2週間に1回程度のローテーションがおすすめです。全てのおもちゃを一度に変えるのではなく、1〜2個ずつ入れ替えると、インコが環境の変化に適応しやすくなります。

また、劣化したおもちゃは速やかに交換する必要があります。特にかじるタイプのおもちゃは消耗が早いため、小さな破片が出てきたら危険信号です。誤飲防止のためにも定期的な点検が欠かせません。

インコがおもちゃを怖がる場合の対処法は?

ぴよちゃんの例にもあるように、多くのインコは新しいおもちゃに対して恐怖心を示します。これは野生での生存本能の表れであり、異物に対して警戒することは自然な行動です。

対処法としては、以下のステップが効果的です。

おもちゃをケージから離れた場所に置き、徐々に近づける
飼い主がおもちゃで遊ぶ姿を見せる
おもちゃをおやつで包むなど、好きなもので関連付ける
小さいサイズや落ち着いた色のおもちゃから始める
毎日少しずつ慣らす時間を設ける

何より大切なのは焦らないことです。インコによっては数週間から数ヶ月かかる場合もあります。無理に慣れさせようとすると、逆効果になることもあるので、インコのペースに合わせた導入を心がけましょう。

おもちゃによる事故を防ぐためのチェックポイントは?

おもちゃによる事故を防ぐためには、以下のポイントを定期的にチェックすることが重要です。

小さなパーツが取れかかっていないか
鋭利な部分や割れた箇所がないか
足や爪が引っかかりやすい隙間がないか
ひもや紐が絡まる危険性はないか
おもちゃの設置方法は安全か

特に、回転する部品や動く部分があるおもちゃは、足指が挟まれる危険性があります。このようなおもちゃを与える場合は、必ず監視下で使用するようにしましょう。

また、吊り下げタイプのおもちゃでは、取り付け部分がしっかりしているか、インコが引っかかる可能性はないかを確認することが大切です。特に留守中はシンプルで安全性の高いおもちゃだけを残すことをおすすめします。

インコのストレス発散おもちゃと効果的な使い方【総括】

インコのストレス発散おもちゃ

サザナミインコのぴよちゃんの体験談から、インコにとってのおもちゃの重要性と安全な与え方について多くのことを学ぶことができました。インコの健康的な生活には、適切なストレス発散方法が不可欠です。ここでは記事の重要ポイントをまとめます。

インコは個体によっておもちゃの好みが大きく異なる
新しいおもちゃには慣れるまで時間がかかることが多い

おもちゃが発情行動を誘発することがあるので注意が必要
足や爪が引っかかる構造のおもちゃは事故の危険がある

安全対策として定期的なおもちゃのチェックが必須
おもちゃのローテーションで飽きを防止できる

天然素材の安全なおもちゃを選ぶことが重要
ストレス発散には複数タイプのおもちゃを用意するとよい

留守中は特に安全性の高いおもちゃだけを残す
おもちゃの導入は焦らず、インコのペースに合わせる
発情行動につながるおもちゃは制限することも大切

飼い主が一緒に遊ぶことでおもちゃへの興味を引き出せる
リスクとベネフィットのバランスを考えたおもちゃ選びが重要

インコのストレス発散におもちゃは非常に重要な役割を果たしますが、安全性を最優先に考えることを忘れないでください。愛鳥の性格や好みを理解し、適切なおもちゃを与えることで、健やかで幸せな生活をサポートしていきましょう。

また、おもちゃで遊ぶ様子を観察することで、愛鳥の健康状態や気分の変化にも気づきやすくなります。適切なおもちゃの提供は、飼い主としての大切な責任の一つと言えるでしょう。

参考資料 
World Parrot Trust「Behavioral Enrichment for Captive Parrots」
Lafeber Company「Preventing Hormonal Behavior in Pet Birds」

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